実録 焼きヨーグルト事件 

2009年投稿のレシピが2014年秋に大流行し、クックパッドに許諾していたコンテンツと共に爆発的に拡散。up主苦悩の1年

17. NHKマサカメテレビHPに訂正謝罪文

 

B社レシピ本やテレビ番組でもあったカロリー間違いは

他局の放送でもあった。

見た人から連絡が有り、知った。

 

2015,9,26 NHKマサカメTVにおいて

「焼きヨーグルトのカロリーはモッツァレラの1/4、バターの1/11」と放送された。

 

間違いを指摘すると、「これは乳製品会社に算出して出してもらった値である」と

全く取り合ってくれなかった。

そして参考にした本はB社とD社の焼きヨーグルトレシピ本の紙書籍であり、

あなたの投稿サイトレシピは見ていない、

故に投稿サイトを通す必要、また言及も必要では無いという内容の回答だった。

 

個人が言って行ってもまた門前払い扱いか、と思い

いつもながらの落胆をしたが

私は間違いのからくりを詳しく書き再度送信した。

するとNHKはその乳製品会社に再調査を依頼し

計算し直したところ会社は間違いを認めたという事で

番組HPに訂正謝罪文を載せた。

 

「焼きヨーグルトはモッツァレラの1/4、バターの1/11」と放送されたが

実際はモッアレラの1/2程度、

バターについては塩の有無で変わってくるが1/5~1/7程度である。」

(有塩バターには水分が結構含まれている為無塩バターよりカロリーが低い。)

 

 以下 訂正謝罪文

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 9 月26日に放送した「ヨーグルト あなたに染まれ」の中で、焼きヨーグルトを「モッツァレラチーズの代わりに使えばカロリーは1/4、バターの代わりに使えばカロリーは1/11」になると 紹介したことに対して、視聴者の方からカロリーが低すぎるのではないかとのお問い合わせをいただきました。番組で紹介した数値は、水切り前のヨーグルトの カロリー値で計算したものでした。そのため、焼きヨーグルトをモッツァレラチーズと比べた場合、カロリーは1/2程度、バターと比べた場合には 1/5~1/7程度になると考えられます。訂正しておわびします。

 

NHKマサカメテレビ公式HPより

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

何度もお願いするとNHKはこうやって対応してくれた。

しかし民放は、訂正するどころか指摘に対しメール返信も無い。

 

 

 

16. B社 編集者との最後のやり取り

 
その後もう一度メールのやり取りがあった。
 
編集者は、「誰だって、そしてあなたのレシピの中にも
他の物を参考にしたものはあるだろう?揚げ足を取る訳ではないが」

と書いて来たが、

その場合我々の間では普通出典を記し、

そこのレシピへリンクする様にしておくのが一応の礼儀となっている。

プロが「商業利用」するならば、更に気を配る事が必要だ。
 
「レシピの価値は肉付けにある」等とも平然と書いてあったが、
「肉付け」するのは良心的な配慮をした上でなされるものであろう、と言いたい。
 
 

15. B社 編集者からのメール概要3

 

その返信にはこう書いた。

 。。。。。。。。。。。。。。。。。

法律的な事は、何かあればサイト側がやる問題だそうですので
私が出る事ではありません。
弁護士さんというのは、著作権センターの方に伺った話なだけです。
電話でなくても、お話は出来ると思います。
 
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
 ◯何故頻繁に、素人レシピをターゲットにするのか
 
◯題材にされた者がどれ程の気持ちになるのか想像なさらないのか
 
◯せめてもの配慮に 
投稿サイト発のレシピである等の出典に関する記載が、無い点。

◯編集者様のメールに、
 
>最初にレシピ考案された方の、そのレシピへの思い入れに、
出版社としてどのように 向き合うのか、という道義的な問題
 
という文がありましたが、
 
これは、編集者様や出版社様は今、どの様にお考えですか?
今後どういう風になさっていくおつもりなのですか?
 
以上、よろしくお願い致します。
 
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
それに対する返信は、
 
「素人レシピを頻繁にターゲットにしている、というご指摘だが
弊社としてはレシピUPサイトだけを追っているわけではなく、
Twitterやインスタグラム、ブログ、TVなど
ありとあらゆる情報ソースから、流行のものを本にしている。
 
今回の指摘で、繰り返し「プロが素人のレシピをターゲットにしている」とあるが、
個人的には近年ますますプロと素人の境目はあいまいになっていて、
定義づけは難しいと感じる。

ただ、改善点としては、今後何か流行のキーワードで本を出す際には、
そのレシピ開発者が はっきりと分かる場合には、
本の出版前に何かしら本人にコンタクトを取り、別の著者を立てる場合でも、
コンセンサスを得るよう努力するべき、という方針でいる。

また、取材が入った場合には、
このキーワードがレシピサイト発であることを取材者(TV局等)に伝える
ことも必要であると考えている。

上記、改善点として伝え、返事とする。」
 
 

14. B社 編集者からのメール概要2

 
B社編集者から
「弊社の考えも含めメールで何度も往復するつもりは無い」、と冷たく嫌味に釘を刺されながら
私はめげずに返信した。
 
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

この本が企画された経緯についてお聞かせ下さい。


また素人のレシピを書籍の題材のターゲットにするのは
発信元の気持ちを大変に無視した行為ですが
その上、「これはネット発で投稿サイト発のレシピであるが、それについて掘り下げた」等の
出典に対する言及も全く無いというのは配慮に欠けていると思われます。

この本には、酸味を抑えるのに、砂糖を入れる様にかいてあります。
これは、私が考えてずっと書いてきた事です。

B社が過去レシピサイト発の物で本を出版する度に
その作者は 皆どれだけの苦悩を抱えているか
想像が付かないのでしょうか。

編集者様は、電話で、とおっしゃいますが
弁護士さんは

普通電話でなく「文書で」と言ってくるのが普通である、と首をひねっていました。
また疑問点、不満点を投げかけるのは

その名前を冠に本を書いた「著者」に送るべきだとの事です。

ですので編集者様は 著者に言っていかないで
何かあるならばこちらに、とありましたが、
それは単に編集者様のご都合であると思います。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


その返信には

書籍と私のレシピの一部が同じ内容である事についての言及は無く、

 

「法律的な問題と
考案した人のそのレシピへの思い入れに
出版社としてどの様に向き合うのかという問題が一緒になっている。
この2つは分けて返事をするべき。

何故なら法律的に問題は無くとも
道義的にはそうではないという事も多々あるからである」とあった。

 
 

13. B社 編集者からのメール概要1

 

C氏のところへコメントを入れた暫く後に

B社レシピ本担当の編集者よりメールがあった。

電話で連絡して来て下さいと言う。

 

 私は返信した。

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 ご連絡恐れ入ります。
 私は電話は苦手なので
 メールで構いません。
 。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
するとその返信には、また「電話でお願いします」、とある。
 
再度、
 。。。。。。。。。。。。。。。。
 
すみませんが電話は苦手です。
他の出版社様も メールで返信下さいました。
電話ですと、お返事や考えがすぐに浮かんできません。
よく考えたいので
メールでお願い致します。
 
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
 
と返信した。
直接話すと、怒りのあまり感情的になるし知識も無いのでこちらの不利だ。
何故電話でなくてはならないのだろう。
 
するとその返信は
 
「それだったらメールでも構わないが
今後この本に関しての窓口は、C先生ではなく編集者の方へ。
C先生は、版元である私どもの依頼にもとづきレシピ考案をしている。
具体的な問い合わせは編集者へ」、とあった。
 
著者の名前で出している本は著者に問い合わせるべきであると
弁護士さんから教えてもらっている。
 
最初からとても雰囲気が悪かった。
 
そしてその直後、追伸の様な形ですぐまたメールが入った。
 
「この件、弊社の考えも含めメールで何度も往復するつもりは無い。
本来電話か直接会って話すべき内容だと考えるからである。」

とあった。
 

12. B社 レシピ本著者C氏のHPにコメント

 

B社 焼きヨーグルトのレシピ本著者 C氏のホームページに

コメントを入れた。

コメント欄が無かったので、情け無くも

C氏の元でお仕事したい人募集の為の求人欄から書いた。

 

「このレシピは投稿サイト発のものです。

そういう場合サイト側に断らなくてはなりませんが、

連絡はなさっていらっしゃいますでしょうか?

(注※その後サイト側からは、B社から

事前に連絡は受けていないとの回答をもらっている。)

わたくしは、発信元レシピの作者です。

この投稿サイト内でお仕事をなさるC様が、そのサイトレシピで本を出版なさったのを

大変残念に思います。」

 

そういう内容だったと思う。

著者のネットやテレビにおけるおちゃらけた言動に

相当な怒りと悲しみを持って感情に任せての、

読み返しもしないで送信ボタンを押した

今から考えれば酷い文面だった。

向こうは、何だコイツは!?と思ったであろう。

 

 

C氏からの返事は全く無かったが、

大分してからこの本を企画したB社編集者からのメールが入った。

のっけから、雰囲気は非常に悪かった。

電話で連絡を、と2度メールでそのやり取りを繰り返されたのである。

 

>電話でお話を伺います。

メールでお願いします。

>電話をしてきて下さい。

お話では考えがまとまらないのでメールでお願いします。

 

そんな風だった。

 

電話での話では、どうしたってこういう件で素人のこちらが完全に不利に決まっている。

 

 

11. B社のレシピ本宣伝(ネット テレビ)

 

B社のレシピ本宣伝の為、

初夏の頃著者のC氏がテレビ番組やサイトニュース等に度々登場する様になる。

 

検証するため、ネットで番組録画の動画を見る羽目に陥った。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

日本テレビ ズムサタ 2015年6月6日   

TBS あさチャン 2015年6月26日

 

 

あさチャンという番組の方で

著者出演部分で焼きヨーグルト100g 69キロカロリーと紹介されていたが
これはヨーグルトそのもののカロリーであり
誤りである。
水切りヨーグルトで100g当たり100キロカロリー弱になので
焼いてもう少し水分が飛び
最終的には100g当たり105~110キロカロリー程となるはずだ。
 
またC氏のレシピ本の焼きヨーグルトのカロリーも
100gあたり 62キロカロリー という記載になっており

これもヨーグルト自体のカロリーであり、焼きヨーグルトのカロリーとしては間違っている。
元の数値が正しくない為、テレビも書籍の記載も

他の食品との比較値が誤りであった。

 

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

投稿サイト運営側からテレビ番組に、

私のレシピ内容をただ繰り返しただけのくだんのレシピや

出演の人材まで協力的に提供されているのも非常に複雑な思いで見た。

 

 

 

10. B社 焼きヨーグルトのレシピ本発売 

 

2015年春、

B社より焼きヨーグルトレシピ本が出版された。

著者 C氏。

 

「痩せる!美肌になる!免疫力アップ!カロリー 塩分 コストダウン!」と

多くの効用が散りばめられてあった。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

上記本宣伝文には

「投稿サイトニュース」では「驚愕のおいしさ!」「健康にいい」と大絶賛、とある。

 

そのニュースには

私のレシピが大元としてトップに載っていた。

B社はこのニュースを見たならば、

発信元がここにあると知っていたという事がわかる。

 

宣伝文に

「焼くことで酸味が抜けて、モッツァレラ チーズのような食感になるので、

プレーンヨーグルトが苦手な人にもおすすめ」とあるが、

「焼き」ヨーグルトの場合

食感はカッテージもしくはクリームチーズ風のフレッシュチーズで

「モッツァレラ チーズの様な食感になる」という訳ではない。

「モッツァレラ チーズの代わりにして食べる事が出来る」というのが正しいところだ。

 

またこの本に記載された焼きヨーグルトのカロリーは間違っており

単なるヨーグルトのカロリーが書かれていたので、実際の約1/2の値になっていた。

その為、他の食品との比較値も誤りとなる。

それは著者出演のテレビ番組でも同様に誤って放送された。

カロリーダウン、ダイエット、とネット、テレビで喧伝していたが、

本当のところはカッテージチーズと変わらない。

 

この本の基本の作り方、というのはかなり水切り時間が短い。

編集者によると、著者の強い「時短」という考えから来ているそうだ。

仕上がりは

中央が水切りヨーグルト状態にかなり柔らかいので和え物等に向くとは思うが

よく焼いたとしても、私の考える物とは別物であった。

 

 

 

9. サイト側に一連の事を相談、しかし明らかな侵害以外手は出さないスタンス <コンテンツの許諾とは>

 

私はレシピ投稿サイトの問い合わせページから、今までの事を訴えた。

 

Aテレビ局から受けた事に関して

その時はまだ番組ホームページから頼んでも記事を削除してもらえていなかったので

その削除をレシピ投稿サイト運営側からも要求して欲しい旨、

そしてツイッターでも怪しい認証おびき寄せ写真に私のレシピ画像が利用された件、

それからB社とD社より、酷似のレシピ本が発売された事等を知らせた。

 

あと三度目のサイトニュースから、

B社の私のレシピアイディアで作られた本に関しての

記載を削除してくれ、と頼んだ。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

サイト側からの返事は、

 

◯テレビ局には「HP記事」の削除に関して働きかける事はしない

 

◯B社とD社のレシピ本については調査し、明らかな侵害があれば対処する

しかしその内容についてはお伝えできない

 

◯サイトニュースから、B社のレシピ本についての記載は削除できない

それは、流行っているという現象を説明する文面である

 

というものだった。

 

サイトニュースに載ったばかりに始まったこの一連の事件だったし

「規約通り投稿サイトにコンテンツを許諾しているから使用され、

発生した事柄」であったのだが

その対応はテレビ局にも手を出さないスタンスの、期待外れなものであった。

 

この返答をもらい

しかしそれに対し一切文句は言わず

「回答をそのまま受け入れる。後は自分一人で言って行く」と

担当者に伝えると

そうですか、ご理解頂けて良かった、という風な

ホッとして嬉しそうな感じの返信メールが来た。

 

ここで私は周りにいる人に、とにかく何処で何をするにも

まずはそのサイトの利用規約をよく読め、と言われた。

しかし規約の文章というのは非常に回りくどく、理解が困難な文章ばかりであった。

こんな物はこういう事態に陥らなければ読む事は無かっただろう。

「コンテンツ」とは何ぞや?

そんなところから始まった。

 

規約は、読み比べてみるとサイトにより大分違いがある。

他でのレシピ公開を禁止するというとても厳しいところもあるし、

反対に何かあった時は対価を支払う、とまで書いてあるサイトもある。

 

ある企業の担当者が

「個人的に」と言って抜粋しメールで送って来たのは

やはりこのレシピ投稿サイト規約の「知的財産権等」、

コンテンツを許諾するという部分であった。

 

8. 酷似レシピについて質問*しかしサイト側からのお咎め無し「オリジナル性がある」ではなく「オリジナル性無しと判断をすることができない」 < 疑わしきは罰せず>

 

三度目のサイトニュースのトップレシピは、

別の人による、私の物とそのまま同じ内容のレシピであった。

 

商業利用はどうかと思うが素人レシピには

その手の物はゴマンとあるのでいちいちチェックはできない。

しかし一度、一寸サイト側に聞いてみたかったのでとりあえずふたつレシピを挙げ、

こういうものに対してどういう対処をしてくれるのか尋ねると

 

① レシピ

② レシピ

 

その作者に「このレシピを書くにあたって見たものはあるか?」

と問うメールを送ったが、

①からは返事が無かった、

②は参考にした物は無いとの回答だったので削除しない、

 

そして両方に「オリジナリティを認める」ので削除はしない、

了承してくれとの回答だった。

 

どうも腑に落ちなかったので、

このふたつのレシピの、一体どのあたりにオリジナリティが認められるのか?

と返信した。

 

すると

「ご指摘の2レシピについては、オリジナル性があるとご案内したが

正確には、オリジナル性が無いという判断をすることができなかった」

という回答が来た。

最初からそう言って欲しかった。

 

疑わしきは罰せず、と、そういう事らしい。

 

。。。。。。。。。。

 

後日色々調べてみると過去にもこういう事例はあった様で

その方は事の詳細をブログに載せていた。

模倣されたと声をあげた方が悪く思われ

強制退会にされる恐れがあるという当時の特殊な事情が有り

サイト側には言っていかない、という内容だった。

 

http://blog.livedoor.jp/sevam_a/archives/50206075.html

 

こうやって2005年頃に色々書き残している方は他にもいらして、

私にとって大変精神的にも支えになった。

 

7. そっくりなトップレシピと共に三度目のサイトニュース掲載、そこで知る料理家によるレシピ本発売

 

 私の焼きヨーグルトレシピが

三度目のサイトニュースに載った。

 

http://cookpad.com/articles/7520 

<進化を続ける「焼きヨーグルト」がいま人気再燃中!>

 

そのニュースのトップレシピは、

私のものを簡単にして書き写したという風な

他のレシピであった。

こういう、単に拡散しただけのレシピを拾ってきて

そのまま自分のレシピとしてUPする人はやはり居て、

後にこの件に関してサイト側に質問し

それに対してもらった苦しい回答については後述する。

 

さてその三度目のニュースであるが、

また焼きヨーグルトの第二ブームが来たと言う。

何の事かと思うと、本が出た、と言うのだ。

 

私は前の年に電子書籍を出版していたので私の本かと思ったのだが

そうでは無かった。

 

B社から、C氏という料理家により

焼きヨーグルトのレシピ本が出たのだと言う。

 

検索してみると、次から次へと出てくるのは

本の宣伝関連の記事であった。

 

その数カ月後にはD社より同じく焼きヨーグルトのレシピ本

(著者E氏)も出版された。

 

6. 塩トマト事件 

 

私は公開日記に
「この番組から同じ様な目にあった人はいるのかもしれない」と

冗談めいた事を書いたのだが、 それは実際にいたのだった。

私の焼きヨーグルト事件の少し前、同じくUPサイトレシピが取り上げられ
その直後、B社から本を出されてしまった「塩トマト」というレシピがある。 


その出版されたレシピ本、言葉をひっくり返しただけの「トマト塩」の著者は

番組内で考案者のレシピと酷似した塩トマトレシピを紹介した料理家で、
番組内ではそのレシピは料理家の「考案」ではなく「監修」と表現されていた。

 

レシピUPサイトに「塩トマト」を取り上げる旨連絡していたにも関わらず
「投稿サイト名」と「そのレシピ作者IDネーム、薄荷パン」は完全に伏せられた放送であった。

これでは、
視聴者に「この番組内で調理監修した料理家がトマトを塩漬けした調味料を考え出した人」と思われてしまう。

これは私がお話するより詳しい記載のある本人のブログをご覧頂きたい。

↓「塩トマト事件」

http://plaza.rakuten.co.jp/hakkapan/diary/201506070000/

 

 

浜田陽子

5. 謎の人物名

 

Aテレビ局朝番組で放送された氏名

「亀卦川(きけがわ)ふみ」 に関する検索

 

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はなまるマーケット 2013年11月20日(水)08:30~09:55 TBS

 

タマネギ、シャワーキャップについての裏ワザを紹介

 

 

2014年10月30日(木) 

    Aテレビ局 朝番組

 「レシピブログ(というサイト)で」 「初めて」

 

「焼きヨーグルトを」 「投稿」 した人物と紹介されVTR出演

 

 

 

2015年 1月28日(水) 

・あさチャン! 2015年1月28日(水)05:30~08:00 TBS

 

焼きヨーグルトの 「考案者」 として紹介される

 

焼きヨーグルト

今回はヨーグルトを使ったレシピを紹介。亀卦川ふみさんが考案した「焼きヨーグルト」は耐熱皿にヨーグルトを入れて170度のオーブンで30分焼いて冷蔵庫で2時間ほど冷やせば完成。酸味のあるチーズのような味わいになるのでクラッカーやトマトなどとの相性が良い。

 

 

2015年 3月10日(火) 8:15~ 9:55

    NHK総合 あさイチ

   実家の防犯コーナーに出演との回答

 

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私に取材を申し込んで来たAテレビ局番組担当者に

その人物の焼きヨーグルトレシピURLを尋ねたが、その回答は拒否された。

故にどういう人が番組に出演し、どんなレシピを公開しているのかは不明だ。

 

4. 番組ディレクターからの取材申し込みと見知らぬ人のテレビ出演

 

レシピを改善して更新する前に、

最初の投稿サイトニュースから辿って来たらしく

Aテレビ局朝番組から取材申し込みが来た。

 

ディレクターはレシピ投稿サイトを抜かして私のブログに直接連絡を入れて来た。

「突然のメールをお許し下さい」とある。

ブログへのコメント欄に「メール」という言葉はかなり変な印象だった。

 

(後に知った事であるが、この番組は同じ投稿サイトにあるレシピ紹介絡みで

この少し前の放送に関しサイト側とトラブルがあったばかりだった。)

 

彼からのコメントは2014年10月20日に入った。

私が「取材は全てお断り致します。焼きヨーグルトを番組で取り上げるのも止めて欲しい。」

という旨の返事をしたのが10月21日である。

 

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私からの取材と放送拒否のメールに対して何も返事が無かったので

てっきり番組で焼きヨーグルトを扱うのは諦めたのだと思っていた。

 

あちこちで聞かれる不満への対策を講じ

必死でレシピを書き換えある日の深夜に更新した。

そしてその翌朝10月30日木曜日、

番組で「焼きヨーグルト」が取り上げられてしまった。

 

 

ネットで検索すると、こう出てくる。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

焼きヨーグルトをスタジオで試食した。

T.Mはモッツァレラチーズみたいで美味しいとコメントした。

 

2014年10月30日(木) Aテレビ局 朝番組

 

 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

我々はテレビが大層苦手なので、大分前に処分してしまった為放送は見なかった。

録画のネット動画でさえ、これが全国に流れたかと思うと

自分がどんな気持ちになるか恐ろしくてとても見る事が出来なかった為

生放送を見た人から話を聞いたりした。

 

それに何より、当のテレビ局HPに

その詳しい内容が載っていたのである。

 

そこには、こうあった。

 

「焼きヨーグルト」

 

「この料理を最初にレシピブロクに投稿したのは 亀卦川(きけがわ)ふみさん。

亀卦川さんは、賞味期限の来るヨーグルトの消費にこのレシピを思いついたそうです。」

その人が語った生い立ちストーリーと共に間違ったレシピも一緒に記載されていた。

 

そしてこの「亀卦川ふみ」と番組で紹介された人物は、

当日のコーナーでVTR出演までしていたと見た人から聞いた。

 

「亀卦川ふみ」

 

この名前でネット検索すると、

何故か他局のテレビ番組にも出演履歴のある名前であった。

 

私は放送後すぐに局の問い合わせページから、

この人物は私であると誤解される可能性が濃厚なので

事の次第と、番組の焼きヨーグルトページの削除要求をしたのだが

テレビ局からは返事も全く無く記事も削除されなかった。

その後この放送の影響で、ネットやテレビで紹介される毎に

何かにつけ賞味期限のヨーグルトがどうのと言われる様になってしまい

その度重なる言葉に辛い思いをしていた。

 

しかしその半年後、

レシピ投稿サイト側にも断り無く

複数の出版社から「焼きヨーグルトレシピ本」が発売されるにあたり

色々思うところ有りTV局の問い合わせページから

再度私に関する事と思われてしまう様なHP上の記事削除の要求をした。

 

すると、今回はHP上のコーナーはあっさり削除され

しかし何も連絡が無いので

「削除を確認しました。この件の見解をお知らせ下さい」と再度送信すると

やっとあの時のディレクターよりメールがあった。

「お会いして話します」とあったが、

その様な気持ちになれる訳も無くその必要性も無い。

メールで結構ですと伝えた。

 

下記がメール概要である。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

取材時には取材拒否されたと思い返事をしなくて其の点は申し訳なかった。

 

しかし番組では「亀卦川ふみ」が焼きヨーグルトの「考案者」であるとは紹介しておらず

「レシピブロク(という名前のサイト)」の中で、

「最初に」「レシピ投稿した人」と放送。

事実に基づいている為、これは捏造では無い。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

「<レシピブログ>に<最初に>投稿した人」と放送で紛らわしく言えば

皆が当然連想し想像するのは、当時広く流布したネット情報から

「一番最初に別の<レシピサイト>に投稿した」私になってしまう。

「レシピブログ」という固有のサイト名である言葉と、

一般的な幅広い「レシピサイト」という言葉の区別が即座に出来る人は

ネットで相当こういうページを利用している人だけだろう。

そして「最初に」、という言葉が更に人々を誤解へと導いている。

 

 

<ネット発料理の発信源を追う>というのが番組コーナーの「ウリ」である趣旨故

出来る限りその事に気付かれぬ様

目立たせたくない情報だったのかもしれないが

一般の視聴者の為に 「この人物はこの料理の大元では無いが」 という

分かりやすい説明が抜け落ちている。

 

真実の部分を伏せた文章では事実は伝わらず

見た者、聞いた者は間違って解釈する。

全体的に曖昧な言葉を選び、

「目的通り、番組はしっかり<発信元>を取材した」と

皆にミスリードされるのを狙っているかの様に見えてしまう。

 

こんな事をするより

正直に取材を断られた事を伝え、

その代わりに他の人を紹介する、と

はっきり伝えるべきだ。

 

同業者の他局でさえ「亀卦川ふみが考案者である」と解釈し、

そう放送してしまっている。

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

あさチャン! 2015年1月28日(水)05:30~08:00 TBS

 

焼きヨーグルトレシピを紹介。


「亀卦川ふみさんが考案した「焼きヨーグルト」は耐熱皿にヨーグルトを入れて

170度のオーブンで30分焼いて冷蔵庫で2時間ほど冷やせば完成。

酸味のあるチーズのような味わいになるので

クラッカーやトマトなどとの相性が良い。」

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

 

「他局もAテレビ局の番組から「この女性が考案者」ととらえ、そう放送している。

普通の視聴者ならば尚更誤って解釈するのではないか」、という旨と、

 

投稿サイトレシピと知りながら、本来ならばそこを通すべきところ

どうしてその運営側を抜かして直接取材を申し込んで来たのか、という内容のメールを

番組関係者に複数回に渡り送信したが、返事は一切無く連絡はそこで途切れた。

 

 

3. ツイッターで認証おとり画像に利用される

 

その暫く後、画面に出てきた認証ボタンをクリックすると

ツイッターIDを乗っ取られてしまうので気を付ける様に、というニュースがあった。

 

見たい情報に誘われて認証を押しては危険だ。。。。

そんな忠告があちこちで聞かれる様になっていた。

 

そんな折、私の流行した焼きヨーグルトレシピと共に

投稿サイトに使用を許諾しているコンテンツの料理写真がまとめサイト等へ広がった為

それも一緒に巷に出回っており、レシピを知りたがっていた人が多くいるのが悪用され

その後にどんな事が起こるか予想できない様な怪しい認証ボタンを押させる為の

おとり画像に写真が使われてしまっていたのである。

 

とても嫌だったが何も行動を起こせないでいた。

その時著作権を持っている者は

ツイッターに削除要求が出来る、と教えてもらったのだが、

 

今考えるとそうしておけばよかったと思う。

しかし次から次へと予想外の出来事に見舞われた私は

落ち着いてそんな事ができないでいた。

 

2. ある日サイトニュースに掲載され瞬く間に拡散

 

レシピ投稿サイト。

何も無かった今までは、素人同士がお料理を披露し合い

単純におしゃべりやレポートを楽しむだけの場だと思っていた。

 

しかし、2014年9月20日、

そのサイトニュースに私の焼きヨーグルトレシピが掲載された。

 

http://cookpad.com/articles/2733

 

それまでは2009年upのごく地味なレシピだったが

そのニュース掲載がキッカケとなり

一日で、と言っても過言ではない程

その文字通り爆発的に他のまとめサイトへコンテンツと共に一気に飛び火し

その騒ぎを受け再度UPサイトニュースに取り上げられた。

 

http://cookpad.com/articles/2778

 

広まってしまったからにはこんな不完全な状態のままではいけないと

1ヶ月程相当思い悩んだ私は、誰にでもよく固まる様に

そして酸味が苦手な人用の対策と

「食感はモッツァレラでは無くフレッシュチーズであると強く印象付ける為」の

記述と共にレシピを大幅に変更した。

 

そして必死の思いで深夜に書き終え更新した翌朝

取材拒否し、これ以上の騒ぎになるのが嫌だったので

「放送もしないで欲しい」と伝えていた

ネット発料理の大元や出処を追って紹介する趣旨のテレビ朝番組に

「焼きヨーグルト」が取り上げられたという事を知り目を疑った。

テレビは苦手で家には置いていない為私は放送を見ていない。

 

この時は一体何が起こったのか全く理解出来ず

何故他の人物が出演し間違ったレシピも一緒に放送されたのか、

どうしてことごとくこの人が私であると周囲から思われてしまうのか、

本当に数ヶ月間、ただただ困惑するのみであった。

 

テレビとはそもそもこういうものかと、

自分さえ我慢していればと諦めかけた頃

その放送の半年以上も経ってから、番組は私に取材拒否された直後

後発の人を取材し、その時点ではどういう意図かはよく解らなかったが

<この人物は発信元ではない>という

「見ている人にわかりやすくはっきりとした」言葉、又は情報を出さない状態で放送し

尚且つ番組HP上に同様の紛らわしい内容を載せた為、

番組の今まであった放送の趣旨や内容上

「この出演人物が大元である」、すなわちこの人が私であると

当然の如く人々が誤って認識してしまったのだという事がようやく判明した。